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リハビリは誰がやるかが大切!脳卒中リハにふさわしくない療法士とは?
今回は、療法士の好ましくない特徴をお伝えします。これらが多く該当する療法士は、問題があるかもしれません。リハビリは誰がやるか?というのがとても大切になります。良い療法士を見極める一つの指標として下さい。
寛容であるか?
リハビリの時間通り始める事は大切です。しかし、様々な事情から到着が遅れてしまうこともあるかもしれません。数分リハビリの時間に遅れたことを責めるような時間厳守の療法士は好ましくありません。
計画を立てていますか?
優れた療法士は、治療とリハビリ終了後に対しても計画を立てます。患者(クライエント)が次にどこに進むかを明確に示さない、不安を抱かせる療法士は好ましくありません。脳卒中の場合、脳の損傷の程度・部位・時期・経過などから予後予測が出来る等能力が求められます。
患者(クライエント)の個性を見ない
患者(クライエント)は、時々療法士の考え・興味・知識に振り回されます。患者(クライエント)の話を一応聞くが、その内容を無視して、すでに療法士の頭の中で描いている物語を患者(クライエント)に当てはめようとすることがあります。そのような療法士は、患者(クライエント)個人の特性を見ていない可能性があります。
患者(クライエント)目線で話をしてくれますか?
リハビリは、患者(クライエント)自身が行っている内容を理解・納得し、能動的に練習する事が大切です。しかし、医療用語は難しく理解しがたいです。まれに療法士が話している内容が難しく、理解できない場合があります。分かりやすく説明してくれる療法士が好ましいです。患者(クライエント)自身も脳卒中に対する知識を学習していく必要はあります。脳リハ.comの記事を是非ご活用ください。
余分な話にリハビリの時間が取られていませんか?
患者(クライエント)と療法士がコミュニケーションを取る事は関係作りの為にも大切な事です。しかし、例えばリハビリ内容に関係のない天気や政治・最近のエピソードなどが10分以上も続くようなことは避けたいです。そのような話をノンストップで続けるような療法士はただ会話を楽しんでいるだけという可能性があります。
リハビリの実施時間を厳守し過ぎる
患者(クライエント)は可能な限り提供されるリハビリ時間を守るべきです。しかし、時には時間が過ぎてからの2~3分が大切な場合があります。そのような場合に、その必要性を尊重出来ない療法士は、患者(クライエント)の利益を考えていない可能性があります。
療法士からのコメント
リハビリは、療法士の考え方で大きく変わります。療法士の知識と技術に委ねられている部分があります。若い療法士が担当の場合は経験豊富な療法士に見てもらったり、脳卒中やパーキンソン病などの場合は脳神経系に精通した療法士に時々確認をしてもらうことが良いと思います。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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