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7時間目:非運動症状について~概要~
パーキンソン病を氷山として考えた時に、表面で観察出来るものと比較し、はるか多くは水中にあります。
パーキンソン病の診断がなされる時までに、目に見える運動症状よりもはるかに多くのことが進行しているのです。
多くの脳の領域が関与しています。非運動症状は運動症状とともに発症し、進行するにつれて悪化する可能性があります。
無関心、不安、認知症、自律神経系の問題、泌尿器系の問題、便秘およびその他の非運動症状は、しばしば目に見える運動症状よりも障害となります。
非運動症状は、脳内のドーパミンの枯渇によってのみ引き起こされるのではありません。以前の記事で論じたように、セロトニン、ノルエピネフリンおよびアセチルコリンを含む他の神経伝達物質も減少しています。時が経つにつれ、神経伝達物質の欠如は非運動症状を引き起こし、それを悪化させます。
病理学はこれらの神経伝達物質が産生される領域に影響を及ぼします。運動障害を来す前の前駆症状は、縫線核および青斑核が脳幹に関与しているためであると考えられています。これらの領域はノルエピネフリンとセロトニンが作られる場所です。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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