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はじめに
・今回は、「薬の飲み込み」に関するアドバイスをさせて頂きます。
薬が飲み込みづらい場合
・薬によっては飲み込みづらい場合があります。 飲みづらいからと錠剤を自己判断で砕いてはいけません。薬の中には表面に特殊なコーティングをすることで、薬が期待通りの効果を発揮できるように工夫している物があります(フィルムコーティング錠・糖衣錠・腸溶錠など)。砕いてしまうとその性質が失われてしまいます。薬の効能が低下したり、副作用を起こしてしまう場合もあります。まずは、医師に相談しましょう。
・嚥下が難しい、水でむせてしまう人が薬を飲むには、まずは水にとろみをつけてみましょう。それでも難しい場合は、ゼリーと一緒に飲みましょう。舌の奥の方に乗せるとゼリーと錠剤が分離をしづらくなります。
・医師や薬剤師に相談しましょう。剤形(薬の形状)を変更できる場合もあります。口の中で溶ける口腔内崩壊錠(OD錠)など、飲みやすさを考慮した薬も増えています。同じ効果を持つものがあれば試してみるとよいでしょう。
姿勢・環境に注意しましょう
・顎が上がった状態で薬を飲むと、気管に入りやすいです。飲み込むときは顎を少し引いた(胸に顎を近づける)位が飲み込みやすいです。また、喋りながら等何かしながら薬を飲むことは誤嚥に繋がり、慌てず、静かな環境で集中して飲みましょう。
飲み込むための体のメンテナンスを忘れずに!
・お口は清潔にしましょう。お口や舌の体操をはじめとして、姿勢や体の動きも飲み込みに関わりますので、全身を大きく動かす運動やウォーキングなどもお勧めです。
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国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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