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ジムボールを使った足の強化
これは重さ2kg~10kg程度のジムボールを使う運動です。最初は4kg前後のボールを使用することが理想です。なぜ重いボールを使うのか?重い方が安定させる筋肉がつきやすいということと、踏んだり蹴ったりした際の反作用の力が大きく、麻痺側の足が感覚を感じやすいためです。
この感覚を感じて、それに応じてどうやって動かせばよいか、協調的な動きの練習になります。ボールの上に麻痺側を乗せてとめることは難しいですが、この運動がスムーズに行えれば、かなり麻痺は回復していると考えられます。
例えばTVを見る際も、ソファーでくつろぐのではなく、座ってこの運動を行いながら見るなど、生活の中で取り入れる工夫をしてみてください。
【練習のポイント】
①椅子に腰かけ、麻痺側下肢をジムボールの上に乗せます。
②麻痺側の足底外側を使わずわずかな力を用いて、ボールをゆっくりと左右に揺らします。
③足底全体を使って、大きく前に伸ばします。帰りもゆっくり全足底を感じながら戻ります。
④前後運動10~30回、左右運動を10~30回ずつ行います。
*応用として回転の運動を取り入れたり、違う種のボールを用いて様々な動かし方や協調の仕方を練習してください。
?足の自主トレ一覧
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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