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ストレスを減らし脳卒中を予防しよう!
慢性的・長期的なストレスは脳卒中と心疾患の両方のリスクを高めることが報告されています。どうしても私たちはストレスを背負ってしまいます。今回は、そのストレスに関してお伝えします。
ストレスと血管の関係とは?
損傷した血管は脳卒中や心疾患の前駆物質となります。慢性ストレスは、高コレステロール、高血圧、アテローム性動脈硬化症または動脈硬化により、血管を損傷する可能性が高く、それらは脳卒中や心臓発作の主要な原因となります。
感情と炎症の関係とは?
アテローム性動脈硬化症は、炎症性サイトカインと呼ばれる体内に高レベルの化学物質が存在すると進行します。慢性的な炎症は管理が必要です。興味深いことに炎症の調節に関わる脳の部位は感情にも関与しています。
ある大学の研究では、157人の健常人が、脳活動を測定しながら、不快な写真に対する感情反応を調節するよう求められました。研究者らは、負の感情を制御する際に脳活動がより高い人は、炎症性サイトカインのレベルが上昇していることを見出しました。
さらに、それらはアテローム性動脈硬化の前駆体である頚動脈壁の厚さの増加を示しました。この研究は、感情的ストレスが脳卒中や心臓病のリスクに影響することを示しています。それについて何ができるでしょうか?
3つのストレス対処法とは?
1. ゆっくり深呼吸をしましょう。
これは血圧を下げ、ストレスを軽減するのに役立ちます。脳卒中予防には健康的な血圧が不可欠であるため、このエクササイズは重要です。ストレスを感じている時以外にも習慣的に行いましょう。
2. わざとゆっくりと話してみましょう。
これは不安を軽減し、ストレスの多い状況に合理的に対応する優れた能力を獲得し、心をクリアするのに役立ちます。
3. 外に散歩しに行きましょう。
休憩をとることで、ストレスレベルを効率的に下げることが出来ます。5分散歩するだけで心とストレスの間にスペースを置くことが出来るようになります。
今すぐストレスを軽減する3つの簡単な方法です。慢性的なストレスに苦しんでいる方がいれば教えてあげて下さい。
療法士からのコメント
ストレスは、多くの方が抱えている問題でしょう。深呼吸ということを忘れている方も多く見かけます。外に出て、空気を良く吸うというほんの数分の時間を作るということから始めてみましょう。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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