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質問42:脳卒中後の失語症とはどのような症状ですか?
専門家からの回答
失語症は脳卒中後の言語の障害です。
ここでの「言語」とは人の話す言葉が何を意味するかを「理解する」こと、自分の思いを言葉にして「話す」こと、「読み書き」することができるかを意味します。
人々が違う言語を話す国にいると想像してみましょう。あなたは相手の国の言葉を理解しておらず、それを話すことができず、それを読むことも書くこともできません。そこにはコミュニケーションの壁があります。失語症のある方には、上記のような問題があります。言葉を表出したり、理解したりすることが難しい可能性があります。
例えば、
「人の言うことが理解できない」
「思っている事を思うように話せない」
「書いてある内容が理解できない」
「字が書けなくなった」といった状態となります。
失語症のある方々は知性を持っていますが、言語を通じて伝えることはできません。
失語症は、知性でなく、言語の命令にのみ影響します。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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