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脳卒中後の芸術活動が心身機能を改善させる!?
学習と芸術そして脳の関係に関する研究は、芸術が私たちをよりスマートにするのか、あるいはよりスマートな人々が芸術に引き寄せられるのかどうかという問題を解決することに近づいてきています。
芸術への関心は、他の多くの分野でもパフォーマンスを向上させる注意力の向上につながることが分かっています。特に、音楽は、無関係と思われるいくつかの領域でも記憶強化につながるようです。
音韻学的に意識の高い子供たちは、優れた学習能力と語学力を発揮することが示されています。一方、ダンスを学ぶことは、複雑な行動パターンを学習する能力が向上します。
脳卒中後の研究では、芸術の練習を行った群が行わなかった群に対して、うつ症状や身体機能、QOLが改善したことが示されています。脳卒中後に芸術に目覚める方も多くいらっしゃいます。
芸術自体が、リハビリであり、生きがいとなります。
芸術は脳神経と結びついて、脳に良い刺激を与えるように思われます。
療法士からのコメント
日頃から脳卒中の方に関わることが多いですが、多くの方が絵を描きたい・ギターを弾きたい・書き物をしたい等芸術に関わる動作を獲得したいという希望があることを実感します。その課題自体がリハビリを行う上でのモチベーションにもなってきます。今までのようにはいかないという所もあると思いますが、それでも果敢に挑戦することは大切です。一歩一歩目標に繋がるように練習をしてみましょう。
refereces
Michael S. Gazzaniga. Learning, Arts, and the Brain. The Dana Consortium Report. 2008.
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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