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質問23:脳卒中後の歩行練習で杖を使い始めるタイミングを教えて下さい
専門家からの回答
杖を導入し始めるタイミングで、まず大切なのは歩行訓練中に身体を感じる事です。
練習をしていると、『これ位支えられてきたら、片手で支える位で十分そうだ。』など自信を少しづつ身に着けると思います。
その感覚は、具体的にはどのような事から感じるのでしょうか。
例えば、
●手すりを使用している時、手に過剰に力が入って補助しているか、それともあまり手に力を入れなくても歩けているか
●非麻痺側の足をゆっくり出せるか、つまりしっかり麻痺側の足で支えられているか(麻痺側の支持性)
●手を離して両足で立っていられるか(バランス)
●麻痺側の足は床を擦らないか(つまづく心配はないか)
など、体を感じることが大切です。
まだ、一本杖では安心できないようであれば、支持面積のより広い4点杖やサイドケインなども検討できます。
杖の付き方や高さなど一度専門家に見てもらうのが一番安全だとは思われます。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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