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ストレッチ⑤ 手の平伸ばし運動
このストレッチは比較的よく行われていますが、今一度やり方を確認してみましょう。手関節の屈筋群を伸張し、手首および前腕の硬さを取るのに有効です。
手首の背屈が例えば15°に制限された場合、その周囲の筋肉は約25%しか使用できず、残りは萎縮してしまうというデータもあります。手首の拘縮はそれだけ早期から予防していく必要があります。
【ストレッチのポイント】
①非麻痺側を用いて、麻痺側の指と手の平を真っすぐにします。
②特に曲がりやすい4本の指を伸ばし、手の甲側に押し下げていきます。
③押し下げながら麻痺側上肢の肘を伸ばし、手の平を上にして、手を遠ざけるように前に伸ばします。
④肘、手指がしっかり伸びた状態で、下肢の方に下げていきます。
⑤5秒ほどかけて、前方から下方にさげていき、この運動を10回程繰り返します。
*手首の痙性や高緊張は速度の影響が大きいです。つまり早く手首や指を動かし過ぎると反射性に筋の収縮が生じ、緊張が高くなりやすいです。緊張が高い方は、ゆっくりと行うことを意識してください。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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