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手のストレッチ⑥ 手の甲返し運動
ここでは手首を強く屈曲させ、手関節の伸展筋群を伸張させていきます。手首を屈曲させると手指を緩、ませることができ、この状態で肘や肩を動かすことが上肢全体の新たな動きの学習につながります。
手首が非常に硬くなった場合、そこを伸ばすことも有効ですが、逆方向にゆるんだ状態にして、そこで動きを入れていくことで緊張が軽減する場面も多いです。このような運動を試してみてください。
【ストレッチのポイント】
①胸の前付近で、麻痺側の手部を非麻痺側の手で外側から覆うように把持します。
②手首を手前方向に曲げ、指が伸びることを確認します。
③そのまま麻痺側の肘を足の方に伸ばし、麻痺側の股関節の横付近まで伸ばします。
④後方に押していき、手掌面が床と並行になるまで伸ばしていきます。
⑤同時に非麻痺側の手で、麻痺側の甲側をさらに押していきます。
*可能であれば補助者が麻痺側に立ち、肘を伸ばした状態で、手首を90°に固定し、後方に引くサポートをしてあげてください。しっかり伸ばせればこの運動の後、指の緊張が緩んでいることに気づくはずです。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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