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脳出血当事者で片麻痺を呈した片手の料理/調理
脳卒中と食生活の重要性
脳卒中は、日本における主要な死亡原因の一つであり、後遺症による生活の質の低下も深刻な問題です。リハビリテーションはもちろん重要ですが、日々の食生活も脳の健康に大きく影響します。最新の研究では、特定の食品が脳機能の改善や保護に寄与することが示されています。今回は、脳を守るために積極的に取り入れたい7つの食材をご紹介します。
1. ブルーベリー:記憶力と運動能力を高める果実
ブルーベリーは、豊富な抗酸化物質であるアントシアニンを含みます。これは、脳内の酸化ストレスを軽減し、神経細胞の保護に役立ちます。最新の研究では、ブルーベリーの摂取が高齢者の認知機能や記憶力の改善に寄与することが報告されています。ヨーグルトやシリアルに加えたり、スムージーにして手軽に摂取できます。
2. サーモン:オメガ3脂肪酸で脳をサポート
サーモンには、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。これらの脂肪酸は、脳の構成要素であり、神経伝達や抗炎症作用に関与します。研究によれば、オメガ3脂肪酸の摂取は動脈硬化の予防や脳卒中後の回復促進に効果的とされています。週に2〜3回の魚介類の摂取がおすすめです。
3. ザクロ:有害物質から脳を守る抗酸化作用
ザクロは、ポリフェノールを多く含む強力な抗酸化食品です。これらの成分は、脳細胞を酸化ダメージから保護し、認知機能の低下を防ぐとされています。ザクロジュースとして摂取することで、手軽にその効果を享受できます。ただし、糖分が多い場合もあるので、摂取量には注意が必要です。
4. アボカド:オレイン酸で灰白質を活性化
アボカドは、不飽和脂肪酸であるオレイン酸の優れた供給源です。オレイン酸は、脳の灰白質の機能をサポートし、情報処理能力を高めます。また、ビタミンEやカリウムなどの栄養素も豊富で、全体的な健康維持に役立ちます。サラダやトーストに加えて、日常的に取り入れやすい食材です。
5. 豆類:血糖値を安定させるエネルギー源
豆類は、ゆっくりと消化される炭水化物と食物繊維が豊富で、血糖値の急激な上昇を防ぎます。脳の主要なエネルギー源であるグルコースを安定的に供給し、集中力や認知機能の維持に役立ちます。大豆、レンズ豆、ヒヨコ豆など、多様な豆類を食事に取り入れてみましょう。
6. トマト:リコピンの神経保護効果
トマトに含まれるリコピンは、強力な抗酸化作用を持ち、神経細胞の損傷を防ぐとされています。最近の研究では、リコピンが脳梗塞後の神経障害の軽減に寄与する可能性が示唆されています。生のトマトだけでなく、加熱調理やトマトジュースとしても効率的に摂取できます。
7. ナッツと種子:ビタミンEで認知機能を維持
アーモンドやクルミ、フラックスシードなどのナッツや種子類は、抗酸化ビタミンであるビタミンEの豊富な供給源です。ビタミンEは、加齢に伴う認知機能の低下を遅らせる効果があるとされています。また、オメガ3脂肪酸も含まれ、脳の健康維持に役立ちます。おやつやサラダのトッピングとして手軽に摂取できます。
まとめ:脳を守るための食生活の実践ポイント
脳の健康を維持するためには、バランスの取れた食生活が不可欠です。今回ご紹介した7つの食材を日常の食事に取り入れることで、脳卒中の予防やリハビリテーションの効果を高めることが期待できます。継続的な摂取とともに、適度な運動や十分な睡眠も合わせて、総合的な健康管理を心がけましょう。
脳出血当事者で片麻痺を呈した片手の料理/調理
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国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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