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メトロノームを用いた立位バランス訓練
この運動は立位で膝を伸ばした状態を保ち、メトロノームのようにリズムよく左右交互に足を踏み変える運動です。
バランスの練習にもなりますし、リズム良い交互運動は体幹や脳の活性化につながります。踵荷重を練習することで麻痺側下肢の踏ん張る力が向上します。
また、麻痺側に対してどれだけ荷重ができるか、どのくらい麻痺側に傾けられるか、脳に気づかせるための練習でもあります。いずれにせよ、長く効率よく歩くためには必要な運動です。
【運動のポイント】
①持っていればiphoneのアプリや介助者に協力してもらい、メトロノーム用にリズムを発するものを使用します。
②立位の状態で膝が曲がらないよう、力を入れます。その際、両足の踵にわずかに重心をずらします。
③「1,2,1,2」のリズムで膝を伸ばしたまま交互に足を踏み変えます。膝を伸ばしているので、体幹を振り子のように左右に振ることでバランスを取ります。
④あえて2秒ほどゆっくり荷重してみたり、早いテンポに切り替えたりとリズムを変えながら、多くのパターンに取り組んでください。
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国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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