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2017.11.18 脳卒中

脳卒中(片麻痺)後の回復を促進するイメージトレーニング・リハビリ

 

 

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回復を速めるイメージトレーニング

 

今回は脳卒中の回復速度を上げるイメージトレーニングについて紹介します。

 

頭の中の神経を再接続する

 

脳の中に新たな神経回路を作ることを神経の可塑性と言います。可塑性を促すためには練習を反復することが大事です。反復すればするほど、腕や足が動くようになります。

 

たとえばリハビリテーションである動きを繰り返すと、あなたの脳は新しい回路を作ります。新しい回路によって足が動かせるようになり、歩くことが上達していくのです。

  

しかし、もしあなたの身体が十分に動かなかったら?そのためにイメージトレーニングがあるのです。

 

イメージトレーニングとは?

 

この記事でのイメージトレーニングとは身体の動きをイメージすることと定義します。頭のなかでイメージトレーニングすると、実際に身体を動かしたときのように脳の神経を再接続することができるのです。

 

例えば左手に麻痺がある場合、左腕を動かしているイメージをします。これであなたの脳の左手を動かす部位が刺激され、徐々に動きを再獲得していくのです。神経をつなげ直すために、どんどん反復するのがいいでしょう。

 

イメージトレーニングの例

 

ベッドに横になり眼を閉じます。リラックスするために深呼吸をしましょう。

イメージしてみてください。海辺で潮風に髪がなびき、足には生暖かい砂浜の感覚が伝わります。顔には陽の光があたります。 

より具体的に、創造的にイメージすることであなたの脳はますます活性化します。脳が活性化すればするほど、神経可塑性は促されるのです。

 

イメージトレーニングの成功例

 

以前担当した脳卒中者でヨガインストラクターのAさんはイメージトレーニングで大きく回復したひとりです。彼女はベッドに横になりながらイメージトレーニングをしました。単純に足を上げるイメージです。しかし、日が経つにつれ彼女の足は実際に上がるようになっていったのです。 

 

次第に彼女はヨガのポーズをイメージするようになりました。徐々にそれらのポーズを取れるようになったと言います。

 

医師は6カ月間の経過を見て、とても驚かれていたそうです。

 

療法士からのコメント

イメージトレーニングの効果はとても高いと思います。実際に身体を動かさなくてよいので、肉体的な疲労が少なく行えるは大きなメリットだと感じます。少しずつ、できる範囲から始めましょう。

 

 

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