座位での準備体操
まずは、安定した椅子を準備し、座って準備体操を始めます。 車椅子で行う場合は、ブレーキやフットレストなどを確認し、安全を確かめてから行います。すでに体調が整っていたり、より難しい練習を行う自信があっても、安全かつゆっくりと準備体操から始めていきましょう。万が一のために身体の状態や薬の運動への影響を事前に把握しましょう。 座った状態からまずは安全に行っていきます。徐々にウォームアップし、体を目覚めさせていきましょう。 毎回準備体操を最初に行うことを強くお勧めします。「いつも準備体操から」です。運動は、粗雑に行うのではなく、丁寧かつ優雅に行いましょう。 準備体操を順々に紹介していきます。
「仕上げのストレッチ」
この体操は自由形式で、目を閉じて、あらゆる方向に十分なストレッチを行っていきます。朝起きた時に伸びをするように、全身を伸ばします。最初は体が硬く思い通りに行かないかもしれませんが、徐々に満足できるものになっていくと思います。
リラックスして多少遊び心を持つことで、筋肉の強張りの一部を解放し、精神的および感情的ストレスのいくつかを取り除いてくれるかもしれません。リラクゼーションと運動を組み合わせることは、紹介する自主トレ全体を通じて基本的な原則です。
手順)
•椅子の前方で安定して座ります。
•目を閉じ、体を感じながら行いましょう。
•朝起きた時に唸りながら伸びをするように、頭上へ高く手を上げ伸ばしましょう。
•ストレッチを唸り声を出すように十分に行っていきます。
•あらゆる方向へ思いのままに遊び心を持って(唸りながら)ストレッチします。
•手は緩めた状態で行います。
•十分に行ったら終了です。
※1.この自主トレでは、筋肉や背骨が長く伸び、縮まっていた体が開いて、リラックスしてきます。ストレッチは、パーキンソン病の方のように体が硬くなる方には特に必要です。大きな筋・腱を伸ばすのには時間がかかります。続けて頑張っていきましょう。
注意:•時間や回数は,疲れない程度にしましょう.
•徐々に慣れてきたら,少しずつ回数を増やしていってもいいかもしれません.
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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