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2019.02.25 脳卒中

質問80:レクリエーション療法で脳卒中後の生活スキルは身に付きますか?

 

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質問80:レクリエーション療法で脳卒中後の生活スキルを身に着ける?

 

 

専門家からの回答

 

 

レクリエーションは、毎日の理学療法、作業療法、または言語療法に含まれていませんが、レクリエーションはリハビリプロセスの一部になることができます。

 

ゲームをしている時、もし負けたとしてもそれはそれ程大きな事ではありません。人が楽しい時間を過ごす時は、人は能動的に活動している可能性が高いと思われます。

 

レクリエーション療法は、グループ活動、歌、ゲームそして地域の外出を通して社会に参加する機会を提供します。レクリエーションの中で社会化を学習し再獲得していきます。

 

 

人生ゲームのようなゲームを使って、麻痺手での細かい握り、物の移動、カードのめくり方などの運動制御を学ぶこ とができます。また、「ゲームをどこで行うか?」「ゲームをする場所のスペースを確保するには?」「どのタイミングで取り、作戦を立て、勝ち負けにどう反応するか?」など認知機能を活性する目的でゲームを使用することができます。

 

レクリエーション療法でセラピストの難しい面は、単にゲームをするのではなく、 これらの活動・ゲームまたは屋外活動を通して、実生活のスキルを磨いていくサポートを個々人に合わせすることです。ただ楽しいだけでなく、何故そのゲームや活動を選ぶのか目的・目標も重要となります。

 

 

 

執筆監修|金子 唯史  STROKE LAB代表

・国家資格(作業療法士)取得

・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務

・海外で3年に渡り徒手研修修了

・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆

 

 

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