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質問80:レクリエーション療法で脳卒中後の生活スキルを身に着ける?
専門家からの回答
レクリエーションは、毎日の理学療法、作業療法、または言語療法に含まれていませんが、レクリエーションはリハビリプロセスの一部になることができます。
ゲームをしている時、もし負けたとしてもそれはそれ程大きな事ではありません。人が楽しい時間を過ごす時は、人は能動的に活動している可能性が高いと思われます。
レクリエーション療法は、グループ活動、歌、ゲームそして地域の外出を通して社会に参加する機会を提供します。レクリエーションの中で社会化を学習し再獲得していきます。
人生ゲームのようなゲームを使って、麻痺手での細かい握り、物の移動、カードのめくり方などの運動制御を学ぶこ とができます。また、「ゲームをどこで行うか?」「ゲームをする場所のスペースを確保するには?」「どのタイミングで取り、作戦を立て、勝ち負けにどう反応するか?」など認知機能を活性する目的でゲームを使用することができます。
レクリエーション療法でセラピストの難しい面は、単にゲームをするのではなく、 これらの活動・ゲームまたは屋外活動を通して、実生活のスキルを磨いていくサポートを個々人に合わせすることです。ただ楽しいだけでなく、何故そのゲームや活動を選ぶのか目的・目標も重要となります。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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