Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。
質問58:脳卒中リハ頑張ってるのに息詰まった!どうすれば良いでしょうか?
専門家からの回答
練習をしていても回復を感じられず質問57で挙げたプラトーを自身で感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そう感じた時は、
1)セラピストに体を再評価してもらい、訓練内容を組み立て直す。
2)新奇性・バリエーションなども大切で、思い切って全然違う練習や治療法を体験してみたり、たまに違うセラピストに介入してもらったりしても、新しい発見があるかもしれません。
常に新しい治療法は模索されていて、研究や臨床試験に参加することもできます。(しかし、症状によっては研究内容と合わず、対象から除外されてしまう可能性もあります)そのようにプラトーでもう回復しないのでは・・と考える前に上記を実践してみて下さい。
補足:「目標の立て方」
目標:最も重要な目標は、自分自身にとって意義のあるものにしましょう。
目標の立て方:目標はSMARTであるべきです。
S・・ Specific「具体的」目標は具体的かつ明確です。
M・・Measurable「測定可能」目標は具体的な方法で確認および測定でき、変化を追えます。
A・・Attainable「達成可能」目標は現実的であるべきです。多少難しくても、手が届かない訳ではない所に目標を立てます。
R・・Relevant「適切・自身に関する」目標は適切で、自分にとって意味がありやりがいがある必要があります。
T・・ Time based「達成時期を決める」目標日を決めましょう。
そのようにSMARTをベースに目標を定期的に見直してみましょう。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
————————————————————
〒113-0033 文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
ニューロリハビリ研究所 STROKE LAB
電話番号:03-6887-5263
メールアドレス:t.kaneko@stroke-lab.com
TwitterやYouTubeなどはアイコンをクリック↓↓↓