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2019.04.15 脳卒中

人間らしく生きるために働く神経系の機能解剖学

 

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体の隅々まで広がる神経について学ぼう!!

 

脳は外見上では家庭で良く使用される「スポンジ」のように見えますが、それは数十億個の神経細胞で構成され、凄まじいエネルギーを持っていて、多くの情報を吸収することが出来ます。それは世界で洗練されたコンピューターでさえ、比較することができないものです。スポンジのような塊に見えても、脳は非常に活発で組織立っています。脳の様々な部位は相互に連絡を取り合っています。

 

 

脳をサポートする末梢神経とは?

体の中の静脈・動脈・神経はすべて絡み合い、複雑に広がっています。手先・足先まで伸びる神経は脳と繋がっています。

 

例えば、指で熱い鍋を誤って触ってしまった時、足の小指を角にぶつけてしまった時、末梢神経は瞬時に感覚や刺激を脳に送り、体を反応させます。脳は、体に指を鍋から素早く離す、ぶつけた痛み等を感じさせます。

 

末梢神経は脳とメッセージを送受信し合います。末梢神経は脳がなければ、意味を為さず、何も感じることはありません。脳卒中や交通事故などによって脳の一部が機能しなくなると、感じること、物事を理解すること、体を動かすことなど能力を失うことがあります。

 

逆に末梢神経が損傷すると、脳からのメッセージが手先・足先まで届かなくなり、動かなくなります。

 

末梢神経に対して中枢神経系(CNS)とは?

脊髄と脳から成る形態的・機能的にも中心となる部分です。中枢神経から末梢神経が体の隅々へ広がります。末梢からの情報をまとめたり、指令を出したりする役割があります。

 

爬虫類脳「脳幹」

脳幹は脊髄の上に見つけられる部位で、爬虫類脳と呼ばれます。基本的な生命維持活動にとって不可欠です。食欲・睡眠欲・性欲などの基本的な欲求(本能)を司ります。

 

延髄と橋と中脳を総じて脳幹と呼びます。多くの脳神経が出入りします。自律神経機能の中枢が存在し呼吸・心拍等に関わります。目の筋肉のコントロールや意識・覚醒に重要な役割を持ちます。 

 

小脳と体の動き

脳幹の後上方に小脳は位置します。私たちがバランスを保ち、安定を保持するのに役立ちます。体の動きを調整し、円滑に動けるように働きます。小脳はまた発声筋も調整します。バランス・協調的な身体の動きに影響を与えます。

 

大脳と人間らしさ

大脳は、人は非常に発達をしています。大脳は大きく、いくつか別々の領域に分かれ、各部位で特有の機能を持ち、その各々が相互にネットワークを持っています。扁桃体および海馬は、思考および記憶を管理し、それらは感情に意味を与え、私たちの思考や感覚を過去と繋ぎます。大脳皮質は神経細胞の塊で運動・言語・理解・記憶・人格・解決能力様々な事を処理し、人を人としている場所です。

 

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