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退院後の生活へ向けてどのようなサポートが行われるの?
脳卒中発症後のリハビリテーションは病院で数週間から数か月程かかるかもしれません。リハビリテーションの目的は、患者が退院する前に最良の状態になることです。
多くの患者は自宅に戻ることができますが、一部の患者は介護付き高齢者住宅やグループホーム・介護施設などに入所することとなります。これは、機能的なレベル・生活面の自立レベルを反映しています。
退院前には、退院先への訪問を患者・介護者と共にリハビリスタッフが行います。患者が自分自身、または介護者の助けによって、どれだけうまく生活を管理できそうかを評価します。実際には訪問前までに何度も「カンファレンス」で退院後の生活の最適・最善な方法が議論されます。
訪問にてリハビリスタッフは寝室やトイレ・浴室・階段、玄関など生活に必要な箇所の評価と評価から福祉用具や補助具・住宅改修・介助方法等を相談・助言を行います。患者と介護者は、自身で対処できるという自信を持てるようにならなければならず、この「共同訪問」は治療的であり、実用的な機能を有します。
また、これからの生活でどのようなサービスが必要となるかも話し合っていきます。ケアマネージャー、往診医・訪問看護師の訪問を含む退院後のケアの仕方を退院前までに準備していく必要があります。病院と地域の連絡は重要であり、病院のケアから地域のケアへ適切な移行が行われる必要があります。病院より「報告書」が作成され、文書としても地域の方に引き継がれます。
以下のサービスは、社会福祉事業の助けを借りることができる一例です。
•経済面や適切なサービスを受けられるための相談・助言
•日常生活に役立つ福祉用具や補助具のレンタルの相談、手配
•デイサービス、デイケアの利用のための手配
•ヘルパーの利用
•車椅子をレンタルすることで、座って食事をとる
•ショートステイ(短期入所)の利用:これは介護者にとって重要です
•恒久的な高齢者住居または介護施設でのケア

国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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