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休息も必要!!脳卒中後疲労の理解をしよう
脳卒中後の疲労は、多くの脳卒中者が直面する症状です。しかし、疲労感は御自身を守ろうとしています。脳卒中前はおそらく、わずか6時間程の睡眠でも十分だったかもしれません。脳卒中後には突然一日を通して6回の昼寝を望むようになるかもしれません。脳卒中後にたくさんの睡眠を望むことは正常な反応です。
昼寝(Zzz・・)は脳卒中者にとって必要な要素なのです。
脳卒中の回復に一定の睡眠が必要な理由
脳卒中は脳に損傷を与え、自身を治癒させることが難しくなっています。脳は新しい細胞を生成し、正常な動きを再び行うために神経回路を再配線しなければなりません。これを行うには非常に疲労を伴い、睡眠はいくつかの方法でその助けとなります。運動機能の改善にとっても大切となります。
どのように睡眠が運動機能の回復を補助しますか?
日中に一生懸命リハビリに取り組むことは運動機能の改善の大切なステップです。十分な睡眠を取って、日中しっかり起きることは上記を助けます。
第2には、睡眠を十分とる事で練習した運動技能を脳で吸収し処理することを助けます。レム睡眠中、脳は筋の動きに関する短期記憶を毎日の筋活動の一部となる長期記憶に変えます。眠っている間に御自身の脳は、知識をすべて利用可能な情報に変えているのです。リハビリの練習中に脳に情報を注ぎ、睡眠・昼寝をすると、脳はその情報を処理して保存します。安心して休みましょう。
要約すると、脳卒中後に十分な睡眠を得るには2つの大きなメリットがあります。
第1に、睡眠は脳に治癒するエネルギーを与えます。睡眠は脳の枯渇したバッテリーを充電します。第2に睡眠は、脳がリハビリからの刺激を吸収するのを助けます。
療法士からのコメント
脳卒中後の方は、同じ力を出すにも、努力量が大きくなりエネルギーを使います。リハビリを効果的に行うには、十分休息を取りながら、コンディション良い状態で行った方が良いです。闇雲に頑張れば良いというものでもありません。