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2017.12.27 脳卒中

脳梗塞の予防薬「アスピリン」の効能と副作用について

 

 

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脳梗塞の予防薬「アスピリン」の効能と副作用

 

 

アスピリンがあれば医者いらず??そこには多くの誤った情報がありますので、今回はアスピリンについてお伝えします。

 

アスピリンと脳卒中

 

 

通常アスピリンは、痛みを和らげ、発熱を減らし、炎症を軽減するために使用されます。

 

病院では、脳卒中が再発しないように、アスピリンを脳卒中患者に投与することがあります。これはアスピリンが持つ抗凝固特性からです。血栓が脳への血液の供給を遮断すると、脳梗塞が起きます。抗凝固性のアスピリンを服用することで、血栓形成を防ぐことができます。正しく措置が取られたときに大きな予防効果を示します。

 

 

正しい投薬量を定める事が大切です。アスピリンの用量は81~325mgが推奨され、幅広い範囲で使用できます。

 

この薬は脳卒中や心筋梗塞などの既往があり、再発を防ぐ際に最適です。アスピリンは、心筋梗塞のリスクが高い場合・糖尿病・脳卒中や心筋梗塞につながるリスク(喫煙や高血圧など)・その他のリスク要因がある場合にも使用できます。

 

 

アスピリンの服用には複数のリスクがあります。

 

アスピリンは長期間服用すると出血リスクが高くなります。出血や凝固障害がある場合は、アスピリンを服用しないようにすべきです。

 

また、毎日のアスピリンの服用を突然止めるとリバウンド効果で心筋梗塞のリスクが高くなります。アスピリンの服用は、多くの人が考えるよりずっと複雑です。

 

 

 

アスピリンは2つの形で作用します。一般的に鎮痛剤として使用され、そのためには多くの量が必要です。

 

低用量アスピリンは、鎮痛剤として使用されるよりも10~20倍少量で、動脈血栓性疾患の発症予防薬・抗血小板効果として効果があります。それは脳卒中や心筋梗塞のリスクを軽減させます。しかし、併せて腸内での出血リスクをはじめアスピリンに関連したリスクを負う事となります。まずは、医師と相談して下さい。

 

 

療法士からのコメント

ほとんどの薬には目的とする効果以外に副作用があり、飲み合わせや自己判断でやめてはいけない薬もあります。医師や看護師・薬剤師と薬については十分に相談し使用するようにして下さい。

 

 

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