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2017.09.29 脳卒中

住宅改修補助金は20万円まで!? 脳卒中後の住宅相談とケアマネージャーの選択について

 

 

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退院後の住環境の相談はどうすればよい?

 

脳卒中患者の方は退院に向けて、作業療法士または理学療法士による家屋評価・調整が行われ、自宅に帰る準備が整えば退院となります。しかし、その初回の変更が必ずしも適切とは限りません。暮らしてみて不便に感じる部分が出てきたり、日が経つにつれ身体機能が変化してきて生活に支障が出てくる事もあるでしょう。状況は変化するかもしれません。

 

ケアマネージャーを依頼する

 

「介護保険」を利用してみましょう。介護認定を受けたら、地域の福祉課地域包括支援センターでケアマネージャーの居る居宅介護支援事業所を紹介してもらい、その居宅介護支援事業所に依頼します。ケアマネージャーが決まったら、ケアマネージャーと相談し、計画を立てプランを決めます。

 

ケアマネージャーを選ぶときは、自分のことを気兼ねなく話すことが出来、フットワーク軽く仕事をしてくれる方が良いでしょう。ケアマネージャーによっては中立的な立場でいなければならないはずが、所属している事業所にメリットのある紹介ばかり行う方もいます。

他の施設もしっかり紹介してくれる方が良いでしょう。意気込み過ぎて、自分の意見ばかりを押し付けてしまう方もいるようです。本人を中心に関わるサービス全体での意見を聞きまとめる役割である必要があります。

 

ケアマネージャーは一人で35人前後担当されているようです。そのため、一人に付きっ切りという訳にはいきません。遠慮する必要はありませんが、その辺りは考慮してあげましょう。ケアマネージャーは変更する事も出来ます。

 

住宅改修を依頼する

 

生活をしていて支障が出てきた際には住宅改修をすることが出来ます。住宅改修は、住宅改修費を20万円まで支給してくれるサービスです。しかし、購入費用の1割(所得よっては2割)を負担する必要があります。事前に申請が必要となります。担当のケアマネジャーに相談し,工事着工前に福祉・介護保険課へ申請する必要があります。一度に20万円を使い切らなかった場合、残金は再度住宅改修をする際に利用できます。費用はサービス提供事業者によって異なります。

 

その際、ケアマネを通じて訪問リハビリをご利用されている場合は、訪問の作業療法士・理学療法士に相談すると良いでしょう。訪問リハビリのスタッフは、住宅改修以外にも福祉用具や補助具の選定をはじめ住環境の相談に応じてくれます。福祉用具に関しては、福祉用具の業者に相談するのも良いでしょう。

 

自宅に帰ってからも安定して在宅生活を送れるよう、関わるスタッフに相談しながら生活をしましょう。「脳リハ.comの生活アイデア」では住環境に関するアイデアも多く提示させて頂いております。是非、ご参照下さい。

 

 

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