Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。
質問95:脳卒中者が退院後に施設に入所するメリットは?
専門家からの回答
脳卒中発症後に、退院しどこに住むかの決定は最終的には個人・家族にあり、決定するために考慮する事は多岐に渡ります。
そして、本人と家族にとって現実的に物事を考える必要があります。
例えば、転倒の危険をなくす、食事を摂れる、排泄管理が出来る、着替えを行える、社会参加をする等のことを本人が安全かつ快適に生活を出来る事が望まれます。
本人が遂行する能力が十分でない時、サポートを誰が行うかを決めないとなりません。
家族が看る事が出来たとして、それは家族にとって無理はないかなども考える必要がありますし、家族が体を壊さないように考慮しなければなりません。
また、退院後に、施設を検討することは悪い事ではありません。
脳卒中発症後の高齢者は特別養護老人ホームへ入所することもあります。自宅で介護者が十分にケアを提供できない場合、専門スタッフのいる環境では良いケアを受けながら生活でき、本人にとって良い可能性があります。
介護施設によってその特徴は異なります。個人の心身機能や経済面等個人因子と照らし合わせながら検討する必要がありますので、ソーシャルワーカーと相談しながら、見学に行く等し本人に合った施設を選んで下さい。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
————————————————————
〒113-0033 文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
ニューロリハビリ研究所 STROKE LAB
電話番号:03-6887-5263
メールアドレス:t.kaneko@stroke-lab.com
TwitterやYouTubeなどはアイコンをクリック↓↓↓