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質問74:人混みが怖い!?脳卒中者が安全に外出できる手順とは?
専門家からの回答
社会に出て行動するということは脳卒中者にとって最も怖い部分の 1 つと思われます。
人混みで歩く場合には、人を避ける能力が損なわれているだけでなく、障害について考えていない人々と直面する危険性があるためです。混雑した場所では、バランス能力や注意能力の面などから速く動いている人に倒されてしまう可能性があります。それは本当に怖いと思います。
転んで怪我をしたくはありません。慣れ親しんだ環境から練習を始めて、繰り返し実践することが重要です。
再び訪れたい場所があるならば始めは信頼する誰かに付き添ってもらって行きましょう。慣れ親しんでいるということは、人であれば安心して任せられ、場所や交通手段であれば自身に経験があるため、安心材料になります。また、常に電話を携帯し困った時に頼れるようにしておきましょう。
極端に外の生活に出るのを怖がったり、過保護になることは貴重な学習の機会をなくし、回復を妨げる可能性があります。再び歩み始める将来の計画を立てる時、それは長期的な計画となります。一度限りの検討ではありません。将来の計画は、回復プロセスの一部です。 リハビリ専門家やソーシャルワーカーは、その将来の計画を立てるのを助け、目標に辿り着く道筋や異なる選択肢を提示したり利用可能な資源を理解するのを助けてくれます。