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質問51:脳卒中生存者はどのように治療を考え、時間を費せば良いでしょうか?
専門家からの回答
広い意味で治療について考える必要があります。リハビリは理学療法士、作業療法士、言語療法士などのリハビリ専門家によって一般的に提供されています。しかし、実際には治療とはその時間のことだけではありません。
本当は、患者自身や家族が動機を持って自分自身で取り組むことが大切です。そのように患者自身が活性し、活動し、関わることが大切です。
リハビリにて自宅でのエクササイズを提供してもらい、可能であれば家族も教わることを勧めます。
また、自身が積極的に日常生活で活動することを勧めます。指を腕を動かしたり、起き上がったり、車椅子に移動したりと簡単なこともあるでしょう。コミュニケーションの問題を抱えている人にとっては話す練習や声を出して読むことは非常に大切です。買い物や近所のコミュニティに参加する事も有意義です。
休息は必要ですが、それ以外の時間で何もしないでぼーっと過ごしているような時間は出来る限り少なくしたいものです。「使うか」「使わないか」です。体を使えば回復を促します。使用しなければ弱まります。
回復のために最善を尽くす前向きな姿勢は回復の最も重要な部分の一つです。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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