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質問27:麻痺側の手指・上肢が最も回復するのが遅いようですが??
専門家からの回答
いくつかの理由があります。 1つは脳卒中の損傷部位が関係します。中大脳動脈(MCA)領域の損傷は、脳の広範囲の領域をカバーしており、一般的に最も脳卒中の影響を受け、手指と上肢を制御する領域を含みます。
私たちは下肢を制御するよりも、手指・上肢を制御するために脳の皮質領域を多くしています。それは、手指や上肢の動きの方がより繊細な動きを要するからです。
歩行のリハビリをするよりも、腕の動きの方がはるかに複雑で、回復が難しいのです。
コップを持って口もとに運ぶなどの日常的な行動は、単純なようで多くの動きの要素が含まれています。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
まずは、空間上を動かすのに肩や肘の動きが必要です。そして、正確な傾きなどを作るのに前腕の動きなどで調整されます。正しい形と大きさでコップの周りに指を置く必要があります。そのように単純なようで多くの要素が含まれているのです。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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