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質問9:脳卒中の即時治療にはどんなものがありますか?
専門家から回答
脳梗塞が起こってから3時間以内に、投与を開始すると劇的に症状を改善させるというt-PA(組織型プラスミノーゲン・アクティベータ)と呼ばれる薬剤があります
→発症後4.5~9時間の脳梗塞にもtPAは有効という記事も最近は出ています。
2005年から日本でもt-PA製剤が使用できるようになりました。凝固物の溶解に役立ち、それを点滴で投与します。治療を受けた場合、約4割程の患者様は、症状がほとんどなくなる程度に回復すると言われます。
1990年代後半以降、虚血性脳卒中に使用されています。その治療は時間との勝負です。早く投与されるほど、非常に良い効果があります。脳卒中にかかった場合、迅速に救急車を呼び、この薬剤を投与することが重要視されています。ただし、出血の危険性が高まる場合もあり、ある程度の基準が設けられています。
脳卒中の症状が出たらすぐに救急車を呼んで、脳卒中の専門施設に搬送してもらいましょう。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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