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質問7:脳卒中にかかった時の病院の選び方とは?
専門家からの回答
近年、脳卒中ケアユニット(SCU:Stroke Care Unit)のシステムを確立する動きがありました。SCUは脳卒中に関する専門医療スタッフがチームを組み、専門的な質の高い医療を提供します。
脳卒中治療ガイドライン2015では、
「くも膜下出血,ラクナ梗塞,深昏睡,発症前の日常生活動作(ADL)が不良な場合を除く脳卒中急性期の症例は,専従の専門医療スタッフが持続したモニター監視下で,濃厚な治療と早期からのリハビリテーションを計画的かつ組織的に行う脳卒中専門病棟であるstroke unit(SU)で治療をすることにより,rt-PA静注 療法の施行率の上昇,死亡率および再発率の低下,在院期間の短縮,自宅退院率の増加,長期的なADLとquality of lifeの改善を図ることができる(グレードA)」
と示されています。
病院によっては救急隊や地域の開業医と専用のホットラインを持ち、スムーズな受け入れの対策をしているようです。
脳卒中を発症した際に、選択肢があるのであれば、脳卒中認定の病院に連れて行ってもらえるように頼んでみて下さい。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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