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質問5:脳卒中になりやすい人って? – 脳卒中の危険因子 –
専門家からの回答
脳卒中のリスク要因を3つの大きなカテゴリーに分類しました。
第1は、血管異常の外科的矯正、 抗凝血剤の投薬、またはアスピリン服用のような投薬や治療によって変わるものです。
第2は、生活習慣に伴って変化するものです。高血圧、糖尿病、コレステロールのコントロール、不活動、喫煙、アルコールの摂取などが影響します。
第3は変えられないリスク要因です。
例えば、家族歴(例えば、鎌状赤血球疾患、ファブリー病、常染色体優性脳動脈症CADASIL)は脳卒中につながる遺伝的な要因が存在します。アフリカ系アメリカ人は脳卒中のリスクが高く、白人の約2倍です。アテローム性動脈硬化症などのいくつかのものは、ヒスパニック系およびアジア系の人々の間でより一般的です。
生活習慣や医学を通して変化させることができるものに焦点を当てましょう。
脳卒中を防ぐ為に出来る事は(食生活を見直したり、運動をしたり、瞑想をしたり・・)たくさんあります。
男性と女性の脳卒中発症率には差があります。
脳卒中発症率は、閉経期の年齢まで女性では低いです。年齢を重ねると、その保護効果は消え去っているようです。女性は平均年齢よりも長く生きる傾向があるため、人数としては男性よりも脳卒中に苦しむ女性がかなり多いのが実際です。
(表:kauveryhospitals.blogspot.comより引用)
これまで以上に多くの若者が脳卒中を発症しています。それは脳卒中リスク因子に以前より晒されていると言えます。
肥満がますます蔓延するにつれ、糖尿病がより一般的になり、薬を乱用することがさらに広まり、脳卒中率の増加が見られるでしょう。子供、幼児、新生児でさえも発作を起こすことがあります。それでも良いニュースとしては、回復する脳の可塑性が若者においてより大きいということです。
自分自身の信念は思考・感覚・行動・回復する方法に影響を与えます。負のストレスホルモンは治癒を妨害します。人生に良い事があることを私たちは知っていますね。
自分自身を鼓舞するような信念を作って下さい。日々その信念を思い出してください。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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