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ペダルを用いた手の機能訓練
今回はペダルエクササイザ―を用いた手の機能訓練をご紹介致します。
下のようなエクササイズ機器で4000円前後でアマゾンで購入できます。本来下肢に活用するものですが、海外では脳卒中後の上肢トレーニングの練習に良く用いられている機器となります。
脳卒中後の下肢練習としてはあまりお勧めできません。下肢から伝わる反力が弱く、股関節屈曲の代償が強まりやすいです。
屋外歩行が自立されている方であれば、テレビを見ながらでも足でこぐ練習によいかもしれません。
練習の目的は、麻痺側の手をコントロールする能力を高めることです。
練習を行いやすいようにするには工夫を要すかもしれません。高さの調整が大切で、肘がしっかり伸びるような位置にしましょう。
良い方の手で操作をする事が苦手になっている場合があります。これは両方の手の練習にもなります。
【運動のポイント】
① テーブルの上またはハンドルが不安定な場合は立て掛ける等工夫をしましょう。出来る限り麻痺側の手でハンドルを握ってみましょう。
② 非麻痺側で動かしつつ、麻痺側でも伸ばすように意識する
* 必要に応じて非麻痺側の手で最小限の補助をしても構いません。
③ 体幹が崩れないように注意しながら肘を伸ばし、麻痺側の肩周囲を意識します。
④ 伸ばすだけでなく、腕を引いていくことも意識します。繰り返し痛みが出ない範囲で10分程度を目安に行いましょう
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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