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指のストレッチ3
まず厚めで平らな本を探してください。本などの平らな支えがあればどこでもいつでもできる運動です。このように生活の中で使う物品があればどんな運動ができるか、すぐに考える癖がつくと回復は早くなります。
運動を行おう、と気負って行うのではなく、種々の生活動作や何気ない動作を効果的な運動に結び付けられたら勝ちです。本以外でも、指を広げて押しつけられるものであればどんどん実践してください。「物を押さえつける」という重要な機能を獲得するための練習です。
【運動のポイント】
①麻痺側の指と手の平をしっかり伸ばし、本の上に平らに乗せます。
②しっかりと本に手の平を3秒間強く押し付け、緩め、押し付ける運動を10回繰り返します。
③非麻痺側の補助を外して、麻痺側のみでどれだけ押し付けられるか試してみてください。日記などをつけていれば、どれだけの時間指が伸びて、物を抑えられたか記録するのは重要なことです。麻痺側が補助手として機能すれば、生活で使える範囲は増大します。