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立位での踵ストレッチ練習2
支持物なしの立位において、麻痺側踵を引き出してストレッチする方法です。高度なバランスが要求されるので、不安定であれば実施を控えてください。また、バランスを崩した際につかまる場所が近くあることが望ましいです。
立位で麻痺側下肢を少し前に出し、後方の非麻痺側に体重を乗せ、膝関節・股関節を協調的に曲げながら、麻痺側の背屈を促す運動です。
【運動のポイント】
①立位で麻痺側を少し前に出し、重心をしっかり乗せます。
②後方の非麻痺側に重心を寄せながら、膝関節・股関節を曲げ重心を下げます。
③重心が下がる際に上肢を使って、麻痺側膝関節上部~大腿を押さえます。同時につま先を引き上げ、踵で支持します。
④重心が下がり麻痺側がしっかり背屈した状態で5秒間保ち、これを10数回繰り返します。 *足の指先やつま先に痛みが生じる方が多いので、痛みが強くならない範囲で行ってください。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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