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はじめに
・今回は、「飛行機で旅行をする」ためのアドバイスをさせて頂きます。
航空会社と事前相談をしましょう
・航空会社の予約をする際に、事前にお願いしたいことを伝えておきましょう。飛行機に乗るための援助は必要ですか?食事内容に関してお願いしたい事はありますか(食べていけない物など)?乗り継ぎの際に援助や車椅子が必要ですか? 座席の位置に関してお願いしたいことはありますか (トイレが間に合わない・回数が多い場合などはトイレの近くの通路の座席をお願いする)?飛行機を利用する上での一連の流れで、心配なこと等を相談しましょう。
服の収納にジップロックを使用しましょう
・ジップロックを使って服をスーツケースに収納すると、よりコンパクトにまとめることが出来ます。ジップロックに服を入れ、ジッパーを半分程締めたら、空気を全て絞って抜きましょう。
ショルダーストラップパッド
・ゲル素材のショルダーストラップパッドは、手荷物を持ちやすくします。
軽量で丈夫なバックを使用しましょう
・軽量で丈夫なバッグを選択しましょう。軽い程足腰の負担を軽減してくれます。常に持ち運ぶバックも出来る限り手が空くタイプのものが良いでしょう。ウォーキングウエストバックは物によっては重さが150g程と軽く、手が自由となり、混雑した場所でも邪魔になりません。
空港で係員にお手伝いしてもらいましょう
・空港では、係員がお手伝いをしてくれます。飛行機の乗り継ぎがある方は、ターミナル内の移動もお手伝いしてくれます。スムーズに乗り継ぐためには、乗り継ぎの有無を予約時または出発前に申告する必要があります。
・また、階段の昇り降りや機内での移動のお手伝いをしてくれます。
①一人で歩行・階段の昇り降りはできるが、長距離の歩行はできない場合は空港内のみ車椅子を利用できます。空港用車椅子もあります。
②一人で歩行はできるが、階段の昇り降りはできない場合は、飛行機入口まで車椅子を利用できます。
③一人で歩行ができない場合は、機内の座席近くまで車椅子を利用し、移乗の介助をしてくれます。
・いずれにせよ援助をお願いする場合は、時間に余裕を持って空港に向かいましょう。
・自前の車椅子を利用する場合は、サイズ(縦・横・高さ)、重量、バッテリーの種類(電動の場合)を知らせる必要があり、折りたたみできない車椅子は、一部の小型機では搭載できない場合があります。車椅子の説明書を持っていく必要がある場合もあります。
薬の準備をしましょう
・海外に行かれる際は、病院や薬局で英語の薬の説明書をもらっても良いでしょう。
・飛行機で旅行する時は、薬を必要な分ポーチ等に入れておいてください。水も用意しておきましょう。スーツケースに全部を入れてしまうと手荷物を紛失した場合、薬が飲めなくなってしまう可能性があります。また、緊急時のために薬、家族や主治医の連絡先など重要な医療情報をメモした物を携帯してください。
トイレは事前に済ませましょう
・乗り継ぎの前にトイレを済ませて下さい。機内の小さなトイレを使用するのは難しいかもしれません。パーキンソン病の方は狭い閉鎖的な空間が苦手な方が多いです。食事や化粧室の利用に介助が必要な場合、付き添いの方の同伴が必要です。基本的に係員および乗務員は介助をすることができません。
万が一に備え、自身の情報を伝えておきましょう
・ホテルにチェックインする時には、フロントで名前や部屋番号、滞在日、および場合により必要となる支援の方法などが書かれた簡単なカード(メモ)を準備し、何かあった時の為に備えて渡しましょう。
宿泊先のドアの幅等の確認
・宿泊先で車椅子を利用される場合は、事前に車椅子がお部屋に入れるか、宿泊先のドアの幅などを確認しておきましょう。
バリアフリー旅行プラン
・時代に合わせ、旅行会社も障害者の方向けのプランなども用意している所が増えているようです。個人では行きづらい所も添乗員が同行してくれれば、安心して行けるかもしれません。
?生活アイデア一覧
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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