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歩行機会の戦略的取り組み
例えばA地点からB地点へ行く際に歩いていきますか?車椅子で行きますか?条件にもよりますが、基本的に車椅子は安全で、時間も短縮できます。
しかし、その必要性がなく歩く能力があるにも関わらず、挑戦できないことは能力回復を阻害します。時間を短縮しようと車椅子を使用することが、皮肉にも回復を阻害し人生の期間を短くする結果になりかねません。心構えをいかに記します。
・自宅内で億劫であっても、まずは10歩で良いので歩き、戻るところから練習します。
・可能であれば室内だけでなく、屋外も歩ける環境を設定します。
・慣れたら室内を円を描くように歩いたり、止まったり、ステップを繰り返します。
・止まった際は自分がどのようにバランスをとっているか感じてください。特に足底の感覚に注意を向け、重心移動はスムーズか、踵はしっかり使えているか確認してください。
・慣れたら、足を真っすぐに出すのではなく外側に出したり、大股や小股であるくなど、歩行のリズムや歩幅、足の向きなどを変えてください。余裕があれば横歩きや後ろ歩きに挑戦してください。
・麻痺側の“支え”に力点を置いてください。麻痺側で支持して、非麻痺側を色々な方向に踏み出します。
・歩行に慣れたら解剖本やインターネット、動画サイト等を用いて“身体や歩行に関する知識”を入れてください。ハムストリングスなど筋肉を左右で比べて、触ったりしながら、動かす練習をしましょう。
・歩行した感覚を練習後に振り返り、どれくらい歩いたか・麻痺側はどのように感じたかなど歩行や自身の身体に関して内省をし、日記などに記してください。一進一退する時もありますが、できるだけ自分の感覚を言語化し、書きとめる習慣をつけてください。
?足の自主トレ一覧
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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