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はじめに
・今回は「医療情報の扱い」や「医師の掛かり方」に関わるアドバイスをさせて頂きます。
自身に合った医師の選択
・研究によると、医師に満足している患者は、比較的に健康的と報告されています。知人に医師を紹介される事もあるかもしれません。しかし、個人個人で意見や好みが違うことは留意して下さい。自身に合った医師の選択をしましょう。それは看護師、リハビリスタッフなどでも同じことが言えます。
積極的に病気を学びましょう
・医療に積極的に関わりたいと思われる時、パーキンソン病についてその時々で知りたいと思っている事以上に学んでいくという事は大切です。インターネットや本で学んだり、詳しくなってくれば専門的な医学雑誌なども良いかもしれません。気になる事は医師に確認しましょう。学ぶことにより、治療をはじめとした選択肢が増えたり、より専門的に医療従事者と相談できるかもしれません。
医療情報をまとめましょう
・「リングバインダー」と「仕切りカード」を用い、自身の病気に関する情報をまとめましょう。例えば、病歴、検査結果のコピー、治療や検査内容、入院の日付、薬に関する情報(処方箋など)、他病気に関わる情報を整理します。
他には日ごろの症状を書き留めても良いでしょう。何故なら、書き留めておかないと診察の時に気付いたことだけ報告し、伝えきれない可能性があるからです。質問に対する、医師の回答もまとめ挟んでおきましょう。
年を重ねるごとに重要なファイルになっていきます。御自身の病気に関わる方にそのファイルを見せれば、口ではなかなか伝えきれない事も十分に伝わり、より良い関わりに繋がるかもしれません。
・医療記録のコピーを入手し、ファイルに特別な仕切りを作り保管してください。医療従事者等は、患者等が診療記録の開示を求めた場合には、原則として応じることとなっています。
お薬・アレルギー情報を持ち運びましょう
・お薬手帳やアレルギーに関わる特別な情報は財布またはバックに常に入れ持ち運びましょう。この情報は、頻繁に尋ねられます。情報を持ち運ぶと、それを見せればその都度説明する必要はありません。また、主治医や看護師はじめ御自身を支える関係者に関する情報や緊急連絡先の名前や電話番号もまとめ持ち歩きましょう。電子ノートにまとめても良いでしょう。
受診の予約時間
・朝一番や昼食後すぐはしばしば医師の予約をするのに最適な時間です。 また、御自身が最も体が動きやすい時間帯や、薬の効き目のピーク時を考慮しても良いでしょう。医師と時間を相談しましょう。
急遽受診したい場合
・医師に直ぐに診てもらいたい場合は、受付に連絡を取り、その旨を伝えてください。急変など症状に応じてはすぐに診てくれる可能性もあります。キャンセルがあり、空いている場合もあります。また、キャンセルが出た時に連絡をくれるかもしれません。
相談したいことが多くある場合
・医師と話すことがたくさんある場合は、十分な時間を取れるよう相談をしてください。ゆっくり時間を取れる日時を提案してくれるかもしれません。医師は基本的に忙しいです。多少時間に難があっても喜んでその時間に伺うべきです。
睡眠状態に注意を払いましょう
・パーキンソン病のよく見られる症状に睡眠障害があります。日頃から睡眠状態に注意を払いましょう。入眠できなかったり、夜間何度か起きてしまったり、日中に過度に眠ってしまう、 突如眠ってしまう等をはじめ様々な睡眠障害の症状があります。睡眠に問題を抱えている場合は、医師に相談してください。医師に従った後も改善されない場合は、より専門的な医師にかかる事を検討して下さい。
医師の話すことをメモしましょう
・ペンと紙を用意し、医師の話すことをメモしましょう。一人で全てを覚えるのは難しいため、御家族と一緒に話を聞きましょう。しかし、一人でないと話しにくい場合もあるかもしれません。ボイスレコーダーを用意しても良いでしょう。
簡単な言葉で説明してもらいましょう
・医師の話す言葉が難しい場合があります。その際は、遠慮せずに簡単な言葉でもう一度説明してもらいましょう。
治療法について調べましょう
・医師が特定の治療法を推奨している場合は、同じ治療を受けた他のパーキンソン病患者と連絡を取り合うか、支援してくれている関係者に議論してもらいましょう。どれほど効果的か、悪影響はないか等調べる事も大切です。
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国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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