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2017.02.04 脳卒中

動画で学ぶ!脳卒中後遺症を改善させるために必要な立ち上がり練習2

 

 

 

 

 

自主トレ ポイント

 

回数を重要視される方がいますが、運動の質を重要視する事が脳卒中の方には特に重要です。研究においても脳卒中の方の立ち上がりができない要因は、筋力ではなくバランスであると報告されています。

 

立ち上がる前にご自身の姿勢がどのような姿勢や状態になっているのかに意識を傾けるようにしてください.

 

立ち上がる前におけるトレーニングポイント

 

・脳卒中患者様の場合,運動・感覚麻痺のいずれにおいても麻痺側に体重や重心をあずけることが難しくなります.

 

・かと言って,無理に体重を麻痺側にのせることは転倒などのリスクに繫がりかねませんので,無理に実施しないでください.

 

・ポイントとしては,麻痺側に体重を”のせる・あずける”感覚を養って頂くことが重要になってきます.

 

・体重をのせる感覚がわかりにくい状態での立ち上がりトレーニングは,体の非対称性を強くしてしまう可能性があります.

 

・足裏にタオル等の踏みしめる感触を得やすい材質のものを敷き,踵で踏みしめるようなイメージで力を入れます.

 

・麻痺側だけでなく,非麻痺側も一緒に踏みしめるイメージで力を入れてみてください.

 

・過度な力の入れすぎは,踏みしめる感覚が分からなくなるだけでなく,姿勢が崩れやすくなってしまうため注意してください.

 

 

 

 

などがポイントとなります。

 

上記を感じる意識ができたらゆっくり立ち上がるようにします。転倒などに注意して、安定したテーブルなどを利用することをお勧めします。

立ち上がりにおけるワンポイント

 

・脳卒中リハビリの研究にて立ち上がり動作における有効な動作方法が報告されています.

 

・どうしても非麻痺側に体重が偏りながら立ち上がってしまう傾向にありますが,その非対称性を改善しながらの動作を促せる方法です.

 

・麻痺側の下肢を非麻痺側よりも一歩引いて頂き,少し後方に位置させた状態で立ち上がり動作を行って頂く方法です.

 

・麻痺側を少し後方に位置させることで,非麻痺側よりも早い段階で体重がのりやすくなり,非対称性を軽減することが可能になります.

 

・この状態で立ち上がりトレーニングを実施して頂くことは,左右対象的な姿勢の中で運動することになるため,効率的な動作となりえます.

 

 

 

 

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