Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。
手の運動のための七つ道具
脳卒中後に手の運動を行うとき、運動のためのたくさんの道具があることに気が付くでしょう。
どれが一番よいのでしょう?
また、どれが一番よいか、どう決めればよいでしょう?
この記事では手の運動に役立つ道具について書いていきたいと思います。
①どうやって道具を見つけるか?
②どんな道具があるか?
以上の2点で書いていきます。
道具を探すときに大事なこと
道具を探すときに大切なことは、「あなたにとって重要でモチベーションを上げるもの」です。
なにかゴールとなっている日常生活動作に結び付いていると練習しやすいかもしれません。
また、何度も何度も反復することが脳卒中後の回復に必要なことですから、反復できるような道具であることもとても大事です。
手の運動のための7つ道具
やりやすいもの、やってみたいものから始めるとよいと思います。
①テニスボール
テニスボールはとてもシンプルな道具で、握る、つまむ、転がすなどたくさんの練習方法があります。
硬さもボールによって違い、トレーニングのレベルを変えられます。
②セラパテ(粘土)
セラパテもとても一般的な道具になります。
硬さもいくつかあり、手の機能に合わせて使い分けることができます。
③ハンドグリップ
ハンドグリップは握力を鍛え、脳にも良い影響を与えることができる道具です。
④ハンドスケート
写真のようなハンドスケートに手を置き、手首、腕、肩と全体的に動かすことができます。
⑤ミラーセラピー
有名なミラーセラピーは家でもできます。
写真のように鏡と手を置き、動きやすい方の腕を鏡越しにみることで麻痺した手が動いているように錯覚させ、麻痺した手の動きやすさを改善します。
⑥パイプツリー
紙に描かれた通りにパイプを組み上げることで手の機能改善を図ります。
⑦ミュージックグローブ
ゲーム感覚でできる運動です。パソコン上の画面に合わせてリズムよく指を動かすことができます。
療法士からのコメント
一般的なものから変わり種まで興味深い道具がたくさんありました。あなたに合うもの、やってみたいものなどがモチベーションを維持するために重要だと思います。

国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
————————————————————
〒113-0033 文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
ニューロリハビリ研究所 STROKE LAB
電話番号:03-6887-5263
メールアドレス:t.kaneko@stroke-lab.com
TwitterやYouTubeなどはアイコンをクリック↓↓↓