ページトップへもどる

HOME > 家族ができるリハビリ > 家族でできる関節可動域検査/練習~肩甲骨「屈曲・伸展」編

2021.09.04

家族でできる関節可動域検査/練習~肩甲骨「屈曲・伸展」編

 

 

 

Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。

FBいいね メルマガ登録

 

 

 

目次

1.肩甲帯とは?

2.家族でできる肩甲骨の可動域練習

3.肩甲骨の可動域テストについて

 

肩甲骨とは?

肩関節を動かす際には、肩甲骨が動かないと肩関節が最終可動域まで動かないです。

 

肩甲骨と上腕骨に関係性があり、これを「肩甲・上腕リズム」と呼ばれています。

肩甲・上腕リズムとは、肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の動きが2対1で動くことです。

肩関節90°外転を行った際、①肩甲胸郭関節は30°、②肩甲上腕関節は60°動きます。

肩関節外転90°の内訳が60°(肩甲上腕関節)と30°(肩甲胸郭関節)なので、2対1の関係性ができています。

肩関節外転180°の内訳でも同様です。

肩関節外転180°を行った際、①肩甲胸郭関節は60°、②肩甲上腕関節は120°となり、2対1の関係性ができています。

 

例えば上腕骨120°上げようと仮定して、肩甲骨がそれにつられて動いていかないと(この時肩甲胸郭関節は40°の可動性が必要)肩関節の可動域が引き出しにくくなります。肩を動かしていくためには、肩関節の土台となる肩甲骨をしっかり動かしていく必要があります。

 

 

 

家族でできる肩甲骨の可動域練習

肩甲骨の持ち方

  

肩甲骨屈曲

最初に動かす方向として肩甲骨屈曲方向へ動かしていきます。

 

なぜ最初に屈曲方向なのかといいますと、前面筋が固い人が多く肩関節が内旋している人が多いです。無理やり伸ばそうとすると、伸張反射が起こり逆に筋肉が固くなってしまうことがあります。

 

その為固い筋肉を先に縮めておくことで、その後肩甲骨伸展方向に動かしやすくなる傾向があります。難度か動作を行った後ある程度柔らかくなったと感じたら次の動作へいきます。

 

肩甲骨伸展

次は伸展方向へ誘導していきます。この時反対側の体幹が捻じれてしまうと、体幹の代償運動に繋がってしまうことがあります。

体幹が動かないように注意しながら動かしていくことが重要です。

 

 

 

肩甲骨挙上、下制運動

肩甲骨外転運動、内転運動を引き出すことができましたら、肩甲骨挙上、下制運動をいれていきます。以上の4方向を十分に引き出していきましょう。

 

動かしていく中で固い方向や動かしにくい方向が見つかった場合、固い方向に対して重点的に肩甲骨を動かしていきます。これにより肩甲骨の可動域が広がっていく可能性があります。

 

肩甲骨の可動域テストについて

肩甲骨挙上運動

 

肩甲骨下制運動

 

肩甲骨屈曲

肩甲骨伸展運動

Previous Post Next Post

FOLLOW US

脳リハ.comの記事は各ソーシャルメディアでも配信中。
今すぐフォローして最新情報をチェックしよう!

脳リハ.comの記事は各ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしよう!

FOLLOW US

脳リハ.comの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしよう!

POPULAR POSTS

CATEGORY

脳卒中

パーキンソン病

脳科学Topic

News

RECENT ENTRIES

Copyright c 2016 脳リハ.com Rights Reserved.

無料
カウンセ
リング

お申込み・ご質問・ご相談など 各種お問い合わせ

無料カウンセリングの
お申込み