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運動を行う前に知っていてほしい3つのこと
「日々の活動」と「運動」の違い
人によっては、日々忙しく過ごしているので運動は必要ないと思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、その日々の活動量は運動プログラムとは同等ではありません。日々の活動は動いては止まってと休息を挟んでいますが、エアロビクスなどの運動では一定時間動き続け心拍数を上昇させます。また、日々の活動は似たような動きの繰り返しになりますが、「運動」は日頃行わないような事を行い、普段使えていない体の部分を積極的に用いていきます。
パーキンソン症状により転倒などの危険性がある場合は、個人の能力に基づき安全ではあるが本人とって多少難しい運動を日課に組み込むことが重要です。
どのような運動がパーキンソン病に効果的ですか?
トレッドミル、サイクリング、重しを使用した運動、水泳、ヨガ、太極拳、ダンス等多くの運動の研究が行われ、多くの運動が効果的であることを実証しています。しかし、どの運動が最も効果的かは分かっていません。言い換えれば、一つの運動だけが推奨されるということはありません。各々で症状が違い、各運動に対しての適応力や好みも異なるために、これは理にかなっています。
研究においては、下半身と体幹トレーニングに焦点を当てているものが多いです。比較的に少数の研究が上肢や手の訓練を研究調査しています。一般的に、パーキンソン病の最も日常生活に影響を及ぼす症状として歩行障害とバランス機能障害があるために下肢体幹に焦点を当てた研究が多いことは理解できます。
パーキンソン病患者は、一般的に下肢よりも手や上肢の動きの問題を補うことができます。しかし、手の動きまたは「手のひらが及ぼす運動の効果」について私たちは考える必要があります。手は認知(心)と繋がる部分です。つまり「心を動かす」ことが可能であり、今後ますます活発になる研究分野です。
運動計画を立てるために分類する?
運動を計画するには、どの部位にどんな問題があるのかを考えて、運動をしていくことが効率的です。分類をして考えるということは計画立案に役立ちます。
運動を分類する1つの方法として「部位」に分けます。
(1)下半身(2)上半身(3)体幹(4)認知のようにトレーニングの対象となる領域で分けます。
もう一つは、「問題点」を中心に考えます。
(1)体力低下・筋力低下(2)歩行困難(3)バランス障害(4)手の巧緻性の低下など取り組むべき症状に焦点を当てて考えます。
「運動」はいくつかに分類して考えられます。
(1)有酸素運動(2)筋肉強化(3)ストレッチ(柔軟性と運動範囲の改善)(4)バランス練習(5)認知練習 等いくつか種類を挙げてます。
このように分類することは、適切な運動を選択する際のガイドになることができます。この部位のこの問題点を解決するにはどうすれば良いか?など自分のニーズに基づいて自分の運動計画を立てる事に役立ちます。自主練習は当サイトの自主トレも是非ご参照ください。
最後に、経過とともにどのように運動強度を上げるかについて考える事も必要です。安全が何より大切です。症状が比較的軽度な場合は、例えばトレッドミルであれば歩行速度や時間を延長させる、重量挙げであれば重さを変える等自身で調整が可能でしょう。しかし、運動経験が少ない、座っている事が長かったような方は、理学療法士など専門家の下で指導を受けた方が良いかもしれません。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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