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質問73:脳卒中者はどのように自立した生活を取り戻していけば良いでしょうか?
専門家からの回答
まずは、現在の「できること」と「できないこと」を明確にさせましょう。
出来ないことは手伝ってもらう必要があります。自分に対して辛抱強く、手伝って頂ける他の人にも寛大である必要があります。他の人に手伝ってもらう場合、自分の思うようにいかないことも多いと思います。そこは、人間関係ですので、思っていることはお互いに話し合って解決していく必要があります。
また、手伝ってもらうことに依存し過ぎないことも大切です。同じ手伝ってもらうでも、自分で出来る部分はないか?やってもらうだけでなく、一緒に練習して自分で出来るようになってこないかという視点を大切に、常に自立を目指していけると良いと思います。依存は徐々に強まってきやすいです。それは回復を妨げる可能性があります。
次に、大事なことは自分自身を障害で決め付けないことです。自分は障害があるからと可能性を捨てないでください。障害を負ったとしても自分らしく生きるということが本当の意味での自立した生活に繋がると思われます。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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