Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。
質問52:脳卒中後の治療はどのくらい早く始めるべきですか?
専門家からの回答
まず、人間の脳卒中の研究から分かっている一つのことは、あまりにも早く始めると有害であるかもしれないということです。
脳卒中発症の直後に回復に大切な時間 “window” があり、その間に集中的な(あるいは通常の)理学・作業または言語療法は有害であるかもしれません。
脳卒中は脳を不安定にします。発症してから落ち着くまでしばらく時間がかかります。
しばらくすると、脳は再び安定していきます。脳がまだ不安定なときに、患者が起きて動きすぎると、それは悪化を引き起こします。
いつからリハビリをして良いのか、その明確な時期に関してはわからない部分がまだいくつかあります。現在、脳卒中の3〜5日後にリハビリに移行し始めることができるようになったことは分かっています。情報を明確にしようとするために現在行われている多くの研究があります。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
————————————————————
〒113-0033 文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
ニューロリハビリ研究所 STROKE LAB
電話番号:03-6887-5263
メールアドレス:t.kaneko@stroke-lab.com
TwitterやYouTubeなどはアイコンをクリック↓↓↓