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質問41:脳卒中後にどのようなコミュニケーションの問題が起こる可能性がありますか?
専門家からの回答
脳卒中後に多くの方にコミュニケーションの問題が起こり得ます。1つは発話能力に影響し、1つは言語に影響を与えます。発話は私たちがコミュニケーションをするために作り出す音であり、そこに場面に応じた言語が用いられます。
構音障害は口唇・舌や軟口蓋の形態的・機能的障害によって「発音」を上手く行えない状態を言います。
会話をより上手く行うためには、
●ゆっくりと話す ●少し大きい声で話す ●口の動きを誇張して動かします。
発語失行と呼ばれる別の発声問題があります。話すときに口の中の筋肉の動きを調整したり、順序を決めることを難しくします。 発話運動プログラミングの問題であり、典型的なBroca失語の発話運動面の障害を指します。
失語症は、全脳卒中者の約3分の1に影響を与えます。言語聴覚士はそれらの症状に基づき、より円滑な会話を行えるように訓練を行います。
失語症と失行は、脳卒中者がより効果的にコミュニケーションを取れるために一緒に扱われます。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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