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質問36:高次脳機能障害をサポートする専門家とは?
専門家からの回答
高次脳機能障害は生活・人生に大きな影響を及ぼすため、高次脳機能障害のリハビリに関わる多くの専門家がいます。専門家はそれぞれ分野独自の手法でサポートしています。
作業療法士:障害が日常生活に影響を与えている場合は、作業療法士との練習が大切です。日常生活動作とは、朝起きて、顔を洗い、着替えて、食事を摂り、トイレに行き・・など普段の生活の動作を指します。幅を広げると子育てや通学、仕事などのより複雑な作業を含めることもできます。職業訓練は、障害のある方がこれから働いていく上で必要な知識や技術を身につけます。
言語聴覚士:脳卒中ではコミュニケーションの障害も生じます。言語聴覚士は、 主に失語症の方々に対し、言語機能の回復を目指してリハビリを行います。また、家族をはじめ周囲の方々へのサポートを行うことで患者様とのコミュニケーションのコツを助言していきます。
臨床心理士:臨床心理士は、患者様の悩みや気分の落ち込みに対する心理的なサポート、神経心理学的検査に基づいた認知リハビリテーション、家庭・コミュニティ・職場復帰に向けての支援をします。
そのように高次脳機能に対しては医師を中心に臨床心理士、言語聴覚士、作業療法士をはじめ、看護師をなど関わるチームで主にサポートしていくことが多いです。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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