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質問16:脳卒中後の神経可塑性とは何ですか?
専門家からの回答
神経可塑性は、脳卒中後に脳の回路が変化して新しい形をとることです。脳卒中後の機能回復を促進するために脳のこの驚くべき能力が活用されます。
私たちはいつも新しいことを学ぶときに神経可塑性が用いられています。脳卒中の方では、生き残った脳組織が、失われた組織の機能のいくつかを補うことができます。
脳卒中から回復している方の脳をイメージしてみると、おそらく脳は活動的となっていますが非効率的な状態であることが想像できます。多くの脳神経が発火していますが、そのパターンやネットワークに問題が生じています。
患者が練習や課題特有の活動を通して学ぶにつれて、これらの不具合を起こしているネットワークが新しく復旧ネットワークとしてより強く活性化し始めます。しかし、脳はこの代替ネットワーク形成ををすることを嫌います。そのため、何もしないとそれはとても早く消えてしまうのです。
脳を復旧させるためには、ネットワークをアクティブに接続し続け、常に強化する必要がある事覚えて置いて下さい。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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