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2019.01.08 脳卒中

質問45:失語症に対して脳卒中後の言語療法はどのようにサポートしますか?

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質問45:失語症に対して脳卒中後の言語療法はどのようにサポートしますか?

 

 

専門家からの回答

 

リハビリは、患者様にとっての大切な活動を再度やり直すことをサポートできることが重要だと思われます。それは、その活動がまた行えるという事は勿論のこと、動機付けされている時に治療は最も効果的になると言われます。そのため、この視点はとても重要です。

 

脳は本人にとって意味のあることをしているならば強化することが可能であると考えられます。

 

 

神経可塑性の一つの原則は『繰り返し使用すること』です。練習内容が、達成したいこととリンクしているのであれば、関係のない練習と比較してより多く練習に能動的に取り組もうとされます。より多くの練習はより改善を促進する可能性が高いです。しかし、この練習には難易度設定が重要です。難しすぎる課題は挫折に繋がります。患者様に適した難易度での訓練が組み立てられることが理想的です。

 

研究されてきた治療アプローチは数多くあります。これらのエビデンスベースの治療法を使用し、適切に適合させると、より良い改善が期待できます。さらに失語症治療の有効性に関する研究の多くは、脳卒中発症後6ヶ月を超えた脳卒中者を対象としているもののため、6か月を超えても治療を続けることで改善することが示唆されています。

 

 

執筆監修|金子 唯史  STROKE LAB代表

・国家資格(作業療法士)取得

・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務

・海外で3年に渡り徒手研修修了

・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆

 

 

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