ページトップへもどる

HOME > 脳卒中 > 病態の理解 > 脳卒中の50%以上が機能障害を患い生活!?予後予測をデータで学んでみる。

2017.07.14 脳卒中

脳卒中の50%以上が機能障害を患い生活!?予後予測をデータで学んでみる。

 

 

Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。

FBいいね メルマガ登録

 

 

 

脳卒中(脳梗塞)の予後について

 

 

脳卒中(脳梗塞)後の予後に関わる因子

 

①脳卒中の原因 :脳梗塞または脳出血であるかどうか

②脳卒中の種類

③脳のダメージがどの程度広範囲に及んでいるか

④どのような脳機能が脳卒中の影響を受けているか

⑤治療開始までにかかったとその有効性

 

脳卒中(脳梗塞)後の予後

 

1)大まかな予後についてのデータがあります

 

•1/3の方が完全に回復します。

•1/3の方がある程度恒久的な障害を残します。

•1/3の方が残念ながらお亡くなりになります。

 

2)脳卒中による死亡率について

 

•脳卒中を有する方のうち、最初の週に10%の方がお亡くなりになります。

•脳卒中を有する方のうち、最初の一か月で10%の方がお亡くなりになります。

•脳卒中を有する方のうち、さらに10%が初年度にお亡くなりになります。

•脳梗塞を有する方は、脳出血を有する方よりも生存率が良好というデータがあります。

•脳梗塞は発症後1ヶ月で15~45%の死亡率を有します。

•脳出血は、発症後1ヶ月で80%の死亡率を有します。

•くも膜下出血は、発症後1ヶ月で最大50%の死亡率を有します。

 

これらの数字は暗いと思われるかもしれませんが、脳卒中が深刻な状態であることを理解することが重要です。

 

また大事なことは、脳卒中で生き延びた方々の50%以上が何らかの障害を伴いながらも、日常生活に適応し、自立して生活ができるということです。他の半数の方は、自立して生活することができなくなり、1人以上の介護者からの援助が必要になります。

 

Previous Post Next Post

FOLLOW US

脳リハ.comの記事は各ソーシャルメディアでも配信中。
今すぐフォローして最新情報をチェックしよう!

脳リハ.comの記事は各ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしよう!

FOLLOW US

脳リハ.comの記事は各種ソーシャルメディアでも配信中。今すぐフォローして最新情報をチェックしよう!

POPULAR POSTS

CATEGORY

脳卒中

パーキンソン病

脳科学Topic

News

RECENT ENTRIES

Copyright c 2016 脳リハ.com Rights Reserved.

無料
カウンセ
リング

お申込み・ご質問・ご相談など 各種お問い合わせ

無料カウンセリングの
お申込み