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質問88:脳卒中を患った方の呼び方がいくつかあるようですが?
専門家からの回答
脳卒中を発症した自分自身に対する見方や考え方は各々で違うと思われます。それによって自分自身に対する定義も違うのかもしれません。
海外では3つの呼び方が聞かれます。
『 stroke victims:脳卒中の犠牲者』脳卒中に対して犠牲者と言う言葉から否定的な反応を示し、自分自身は悪い事はしていないのに・・という悲観的なニュアンスを含むと思われます。
『 stroke survivors :脳卒中生存者、脳卒中から生き残り逆境に強い人』『 stroke warriors :脳卒中の戦士』は各々脳卒中を患うも生き残り、その障害に前向きに戦う印象を受けます。
日本では「脳卒中患者」と呼ばれることも多いようです。まだ「脳卒中サバイバー」という言葉は浸透していないようですが、徐々にそのような呼び方になってくるのではないでしょうか?今後の動向に注目していきたいと思います。
どのような呼び方・考え方でも、それに関わる従事者は必要な支援や助言などで支え、本人は希望を持ち目標・回復に向かっていくことが大切と思われます。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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