Facebook メルマガ登録にて定期的に最新情報を受け取れます。
質問48:失語症の回復のために在宅生活でできることはありますか?
専門家からの回答
周囲の人とコミュニケーションを毎日とる事ができます。 治療は、専門家のいる所だけではなく、日々行うことができます。有名な精神科医は『治療の終わりは日々の全てが治療的になった時です』と話しています。
もう一つ重要なことは、失語症を持つ人の輪に入る事です。早い段階でこれをすることが大切です。失語症を有する方々はそれがどんなものかを理解しているので、素晴らしいサポートとなります。
その方々は問題を抱え生きており、お互いにサポートし合う事ができます。失語症のコミュニティに参加することは、最も強力で長期にわたる治療法の1つです。地域にそのようなコミュニティがあれば是非参加してみて下さい。
それは単なる支援以上の役割を有すると思います。参加する事で自然とアクティブとなり、外出し、社会生活に戻ってきています。その全てが非常に回復に重要です。
以前の記事でお伝えしたように、脳を改善させる秘訣は「使うこと」です。そのためそのような活動は非常に重要です。何もせずにただソファに座りテレビを見て過ごしたりするような生活は回復を止めると思われます。人と繋がり、コミュニケーションを取ることは重要なことです。
その他には、最近は技術が発展し、様々なアプリや運動プログラムを選択し利用できるようになりました。自身にあったそのようなサービスの利用も効果的と思われます。
執筆監修|金子 唯史 STROKE LAB代表
・国家資格(作業療法士)取得
・順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務
・海外で3年に渡り徒手研修修了
・医学書院「脳卒中の動作分析」など多数執筆
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
————————————————————
〒113-0033 文京区本郷2-8-1 寿山堂ビル3階
ニューロリハビリ研究所 STROKE LAB
電話番号:03-6887-5263
メールアドレス:t.kaneko@stroke-lab.com
TwitterやYouTubeなどはアイコンをクリック↓↓↓