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脳卒中リハビリの目標・計画の大切さを学ぶ
リハビリのスケジュールを立てることは、リハビリが効果的となるための最も重要な部分です。何故大切なのかお伝えしていきます。
達成したい目標を持っている時、その目標を達成する為に必要な小さなゴールを一つ一つ達成していく事が合理的で優れています。まずは、目標を達成するためにどんな事をクリアしていかなければならないのか、知る必要があります。そして、それをクリアしていくためのリハビリスケジュールを作成し、明確なビジョンを持ってリハビリに取り組みます。
「運動の計画を作成する方法」
まず、次の質問に答えましょう。
①何を達成したいですか?
②それを達成するにはどれ位の時間がかかると思いますか?
③どんな壁を乗り越える必要があると思いますか?
目標を念頭においてカレンダーを印刷し、練習を計画しましょう。スケジュールを立てる際は、あまりにも多くリハビリの時間に費やす必要はありませんが、簡単すぎても良くありません。現実的でバランスが取れているということが大切です。
自分自身に聞いてみて下さい。
「燃え尽きることなくリハビリの目標を達成するにはどうすれば良い?」
休息も大切です。自信過多とならず、程よい練習量と休息を取り入れまし ょう。
スケジュールの作成が終わったら、壁にぶつかった時の対処法を書き留めます。目標の達成時期を伸ばすか、運動量が辛く感じた場合は休息時間を増やすか、その都度メモして下さい。メモをすることで目標を諦める事を防ぎます。計画Aプランが上手く進まない場合、計画Bを作成する事を考慮してください。
スケジュール作成が完了したら、実際リハビリを行った日ごとに結果を記録しましょう。(達成したこと、新たにできるようになったこと、回数、秒数、難しかったこと・・など)大きな目標だけを見ていると果てしなく感じます。記録を付けることで動機づけられ、集中するのを助けます。進行状況を追うことで、どれ程進歩したかが目で見て分かります。
リハビリの練習のスケジュールを立てていない人は、さっそく試してみましょう。
療法士からのコメント
目標・計画のないリハビリは効果的でなく、リハビリを行う意味も感じられません。計画をしっかり立てて練習しましょう。セラピストが介入している場合は、同じ目標を共有し、明確な計画を立てて取り組んでください。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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