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自分を信じ、肯定する事の大切さ
脳卒中の回復の成功は、行動を通じて行われ、「自分自身を肯定する・信じること」は行動を促すための優れた方法です。
何故なら、私たちが自分自身を信じていなければ、その行動をとらないからです。もし本当に回復が可能であると信じるならば、行動を起こし、回復に向かって動くためのモチベーションを見つけることでしょう。
この自分を信じることは神経可塑性・脳の再配線にとても重要です。
思考や行動を繰り返すたびに、脳の神経回路は強化され、その度その思考や行動は起こりやすく根強くなっていきます。何を考え、感じ、行動するか、それらは全て御自身の脳に組み込まれます。自分を信じる・肯定するということも始めは努力を要します。しかし、それを繰り返すと「絶対に回復を達成する」ということが何度も繰り返され、その言葉に責任を持つ脳内のつながりが強化されます。十分繰り返せば、本当に回復を信じ、行動出来るようになるでしょう。
練習を始めるための3つのステップ
<ステップ1>
何が回復を妨げているかを明確にしましょう。
何があなたの気分を落ち込ませていますか?
どんなことが可能になると良いですか? どんな変化を期待しますか?
<ステップ2>
次に、出てきた答えの少なくとも3つを書き留め、それらを肯定的な目標として書き直します。これはその目標に向かって頑張っていく誓いとなります。
<ステップ3>
1日のうち少なくとも10回、理想的には1日に50回、その言葉を繰り返します。その反復は脳を変えていきます。繰り返す程、より多くのモチベーションが感じられ、回復が速く進むでしょう。すべての行動は信念で始まります。
療法士からのコメント
自分を信じるということは分かっていても難しいものです。始めは難しくても、繰り返し繰り返し自分の回復を信じてあげましょう。気付かぬうちにいつの間にか心は変わっているかもしれません。現場でも、前向きな人の方が実際に回復が早いです。自分を信じる所から始めてみましょう。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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