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脳卒中回復ノートに書く5つのこと
脳卒中の方は脳卒中回復ノートを書くことをおすすめします。
始めようと思っても何を書いていいかわからないかもしれません。しかし、このノートは書くことであなたのモチベーションを高めることができるのです。
もしかしたら、字を書くことがまだ十分にできないかもしれません。しかし、麻痺した腕が回復するまでの間、反対の手でこのノートを書くことができるのです。
よりよい集中力、モチベーション、幸せのために、以下の5つのことをあなたの回復ノートにかいてみてください。
①ゴール
私たちは設定したゴールを忘れがちです。
忘れてしまうことがないように、回復ノートにゴールを記載し毎日確認することが必要です。
②“ありがとう”リスト
あなたが感謝したこと、ありがとうと言ったことをノートに書いてみてください。
その日あった“ありがとう”を思い出し、ノートに書き出すことであなたの脳は驚くほど活性化し、損傷した脳の回復が速くなります。
さらに、“ありがとう”リストはあなたのモチベーションを上昇させ、目的意識を高めることもつながるのです。
③成功リスト
脳卒中のリハビリテーションの最中、あなたはいつでも小さな“できた”に遭遇しているはずです。しかし、それらの変化は忘れられてしまうことがほとんどです。
それらの小さな“できた”を忘れないように、ノートに書くことをお勧めします。なぜなら見返すことでどれだけ回復してきたかが明確になり、これからも努力を続ける根拠になるからです。
④主治医へのメッセージ
日常生活では小さな変化がたくさんあります。その変化をいざ主治医に伝えようと思っても、忘れてしまうことがほとんどです。
薬の副作用なども主治医にとってとても重要な情報です。これらの情報を忘れずに伝えるために、脳卒中回復ノートはとても重要なのです。
⑤励ましの言葉
自分自身を励ます言葉をノートに書くことをお勧めします。落ち込んだときを想定して簡単な励ましの言葉を記入しておくのです。
それらの言葉は、なにかうまくいかないことがあったとき、悲しくなったときにあなたを支えてくれるはずです。
療法士からのコメント
ノートは自分の感情を落ち着かせ、考えをまとめるのにとても有効な方法です。落ち込んだときややる気が出ないときに励ましの言葉や自分の回復過程を再確認することはリハビリテーションを続けるうえでとても大事だと思います。簡単なことから、少しずつ始めることが習慣にする第一歩かと思いますので、ぜひ書いてみてください。
国家資格(作業療法士取得)
順天堂大学医学部附属順天堂医院10年勤務後,
御茶ノ水でリハビリ施設設立 7年目
YouTube2チャンネル登録計40000人越え
アマゾン理学療法1位単著「脳卒中の動作分析」他
「近代ボバース概念」「エビデンスに基づく脳卒中後の上肢と手のリハビリテーション」など3冊翻訳.
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